東京ディズニーシーの人気アトラクション、タワー・オブ・テラー。
この呪われたホテルには隠し部屋がある、という噂を聞いたことがあるかもしれません。
「隠し部屋の場所がどこにあるのか気になる…」「偶像が消える仕掛けも知りたいな」と、その謎について興味を抱いている方もいるでしょう。
実は、その噂にはアトラクションの奥深いストーリーが関係していました。
この記事を読めば、あなたが抱くタワー・オブ・テラーへの疑問がきっと解消されます。
この記事では、恐怖のホテルに隠された秘密をもっと深く知りたい方に向けて、
– 噂となっている隠し部屋の真相
– 呪いの偶像「シリキ・ウトゥンドゥ」が消える仕組み
– 次に乗るのがもっと楽しくなる豆知識
上記について、詳しく解説しています。
隠された背景を知ることで、次に訪れた際には今までとは違った視点でアトラクションを楽しめるはずです。
スリルだけではないタワー・オブ・テラーの魅力を、ぜひこの記事で発見してください。
タワーオブテラーの隠し部屋の謎
隠し部屋の噂は本当か?
東京ディズニーシーの人気アトラクション、タワー・オブ・テラーにまつわる「隠し部屋」の噂は、多くのゲストの好奇心を刺激してきました。
結論から言うと、アトラクションのルート上でゲストが発見できるような、隠し部屋は存在しません。
しかし、この噂が絶えないのには理由があるのです。
ホテルハイタワーの創設者、ハリソン・ハイタワー三世の私室や書斎といった、バックグラウンドストーリー上には存在するものの、ゲストが立ち入れない空間が設定されています。
待ち列の途中にあるロビーや書斎のエリアには、世界中から集められた彼のコレクションが所狭しと並べられており、その豪華絢爛な様子が「まだ見ぬ秘密の部屋があるのでは」という想像を掻き立てるのでしょう。
つまり、隠し部屋は物理的な存在ではなく、ホテルハイタワーの奥深い物語の中に存在する、ミステリアスな空間といえるのかもしれません。
ハイタワー三世の執事が住んでいたという話
タワー・オブ・テラーの隠し部屋の噂には、オーナーであるハリソン・ハイタワー三世に長年仕えた執事の存在が大きく関わっています。
彼の名はアーチボルト・スメルディングといい、主人が1899年12月31日に謎の失踪を遂げた後も、ただ一人でホテル・ハイタワーの管理を続けていたのです。
このホテルを保存し、見学ツアーを開催するようニューヨーク市保存協会に働きかけたのも彼でした。
この背景から、彼が主人のいなくなった広大なホテル内のどこか、人目に付かない部屋でひっそりと暮らしていたのではないかという憶測が生まれました。
アトラクションの待機列には、執務室や管理人の部屋を思わせるような場所も存在し、そうした空間が「執事の隠し部屋」の噂をより一層かき立てています。
彼の忠誠心とホテルの謎めいた雰囲気が、この魅力的な物語を生み出したのでしょう。
偶像シリキ・ウトゥンドゥとその秘密
呪いの偶像シリキ・ウトゥンドゥとは?
タワー・オブ・テラーで起きる超常現象の全ての元凶、それが呪いの偶像「シリキ・ウトゥンドゥ」という存在です。
この偶像は、ホテルのオーナーである探検家ハリソン・ハイタワー三世が、1899年にアフリカのコンゴ川流域に住むムトゥンドゥ族から略奪同然に手に入れたものでした。
部族からは「崇拝するな。
さもないと呪われる」と警告されたものの、傲慢な彼はそれを全く聞き入れません。
緑色の不気味な笑みを浮かべるこの像は、スワヒリ語で「災いを信じよ」という意味を持ち、その名の通り持ち主に恐ろしい災いをもたらすと言い伝えられています。
事実、ハイタワー三世は1899年12月31日の記者会見でこの偶像を披露した直後、ホテルのエレベーター内で忽然と姿を消してしまいました。
彼の失踪劇の引き金となった、まさに物語の核心を握るキーアイテムなのです。
偶像が消える仕掛けの秘密
プレショーの書斎で体験する、シリキ・ウトゥンドゥが目の前から忽然と消える現象は、多くのゲストに強烈な印象を残します。
あの不気味な瞬間は、実は「ペッパーズ・ゴースト」という古くからある視覚トリックを応用した演出なのです。
停電と共に一瞬部屋が暗転する間に、ハーフミラーのような特殊なガラスへの照明の当て方を変えています。
これにより、今まで見えていた偶像の映像が消え、まるで呪いの力で瞬間移動したかのように見せかけているわけです。
雷鳴やハイタワー三世の悲鳴といった演出は、このトリックをより効果的に見せ、ゲストの恐怖心を煽るための重要な要素。
巧妙に計算された光と音の技術が、シリキ・ウトゥンドゥの呪いという物語に圧倒的なリアリティを与え、私たちを恐怖の渦へと引き込んでいくのですね。
タワーオブテラー内の秘密の倉庫
倉庫にあるトラゾルテオトル像
タワー・オブ・テラーのプレショーエリアへ進む通路の途中には、ハイタワー三世が世界中から集めたコレクションを保管する巨大な倉庫が広がっています。
この雑然とした空間に、ひときわ異様な雰囲気を放つ石像が置かれているのをご存知でしょうか。
これはアステカ神話に伝わる女神「トラゾルテオトル」の像なのです。
彼女は人間の罪や穢れを食べることから「不浄を食らう者」という異名を持ち、人々から畏怖されていました。
ハイタワー三世がこの像の持つ不吉な意味を理解した上で収集したのかは不明ですが、彼の文化遺産に対する敬意のなさと強欲な性格を象徴するアイテムの一つと言えるでしょう。
呪いの偶像シリキ・ウトゥンドゥ以外にも、このような曰く付きの品々がホテルの不気味さを一層際立たせているわけです。
カタログルームとその役割
タワー・オブ・テラーの待ち列を進むとたどり着くのが、ハイタワー三世のコレクション管理の中枢であった「カタログルーム」という部屋です。
彼が世界中から強引な手段で集めた膨大な美術品や骨董品の目録を作成し、一時的に保管する重要な役割を担っていました。
室内を見渡すと、梱包されたままの木箱や作業途中のタイプライター、乱雑に積まれた書類が散見されるでしょう。
この光景は、彼の飽くなき収集癖と、呪いの偶像シリキ・ウトゥンドゥを手に入れた直後の慌ただしさを物語っているのです。
ホテル内の至る所に飾られている彼のコレクションは、すべてこの部屋で管理されていたのかもしれません。
ゲストはここを通過することで、ハイタワー三世の傲慢な人物像を深く理解し、この後待ち受ける不可解な出来事の伏線を肌で感じ取ることになります。
エジプトエリアの謎
タワー・オブ・テラーの待ち列を進んでいくと、ハイタワー三世が世界中から収集したコレクションの中に、古代エジプトの遺物が並ぶエリアが現れます。
ここにはミイラが納められていたとされる石棺や神々の像が展示されており、薄暗い照明と相まって異様な雰囲気を放っているのです。
特に注目すべきは、壁に描かれたヒエログリフ(象形文字)でしょう。
一見するとただの古代壁画にしか見えませんが、実はこの絵には「エレベーターに乗るハイタワー三世が緑色の光に包まれ落下していく様子」が描かれているという有名な噂が存在します。
彼の悲劇的な運命を予言していたのかもしれません。
これらの貴重な展示品の数々は、彼が正当な手段ではなく、半ば強引に略奪してきたものだといわれています。
このエジプトエリアは、彼の飽くなき収集欲と傲慢さが招いた呪いの物語を、ゲストに静かに物語っている空間なのです。
タワーオブテラーに関するよくある質問
タワーオブテラーの隠し部屋は実在するのか?
タワーオブテラーの「隠し部屋」について、ゲストが自由に出入りできるものは公式には存在しません。
しかし、この噂が絶えないのには理由があるのです。
アトラクションの背景には、創設者ハリソン・ハイタワー三世が世界中から収集した膨大なコレクションを保管する「秘密の倉庫」という設定が存在します。
待機列やプレショーで目にする数々の骨董品は、そのコレクションのほんの一部に過ぎません。
この奥深い物語が、ゲストの「まだ見ていない部屋があるのではないか」という探究心を刺激するのでしょう。
実際に、アトラクション内には私たちが目にすることのできないバックステージエリアや、物語の上だけで語られる部屋も存在します。
そうした事実とフィクションが混ざり合い、タワーオブテラーの隠し部屋という魅力的な都市伝説を生み出したと考えられます。
偶像シリキ・ウトゥンドゥの呪いは本物か?
多くのゲストを恐怖に陥れるシリキ・ウトゥンドゥの呪いは、果たして本物なのでしょうか。
この疑問に対する答えは、タワー・オブ・テラーの壮大な物語設定にあります。
アトラクションのストーリーは、1899年12月31日にオーナーであるハリソン・ハイタワー三世が謎の失踪を遂げた事件を軸に、ウォルト・ディズニー・イマジニアリングが創り上げたフィクションなのです。
しかし、呪いが本物のように感じられるのは、細部まで作り込まれたホテル内の装飾や、プレショーでの巧みな演出によるものでしょう。
ステンドグラスに映るハイタワー三世の恐ろしい表情や、偶像が目の前から消える仕掛けは、ゲストを物語の世界へと深く引き込んでいきます。
したがって、シリキ・ウトゥンドゥの呪いは、私たちゲストが最高の恐怖体験をするための、ディズニーがかけた魔法のような演出と言えるのかもしれません。
エレベーターの安全性について
タワー・オブ・テラーの垂直に落下するエレベーターに、その安全性を心配する方もいるかもしれません。
しかし、あのアトラクションは制御されていない自由落下(フリーフォール)ではなく、強力なワイヤーで巻き上げ・巻き下げを行う「制御落下」という方式を採用しています。
全ての動きはプログラムによって厳密にコントロールされているのです。
安全対策はまさに世界最高水準といえるでしょう。
日本の建築基準法や消防法を遵守しているのはもちろん、遊戯施設の安全基準で最も厳しいとされる米国のASTM規格F2291もクリアしています。
複数の独立したブレーキシステムが搭載されており、万が一の停電時にも安全に停止する設計です。
さらに、毎日の始業前と終業後には専門キャストによる綿密な点検とメンテナンスが欠かさず実施されているため、安心してスリルを体験できるでしょう。
まとめ:タワーオブテラーの隠し部屋の謎、ついに解明!
今回は、タワーオブテラーに隠された部屋の秘密が気になる方に向けて、
– タワーオブテラーに「隠し部屋」は実在するのかという疑問
– 噂の元となった「秘密の書斎」の場所
– 呪いの偶像「シリキ・ウトゥンドゥ」が消える驚きの仕掛け
上記について、解説してきました。
結論として、明確な「隠し部屋」は存在しないものの、そう噂される特別な部屋や仕掛けがあるのが事実です。
プレショーエリアにあるハイタワー三世の「秘密の書斎」こそが、多くの謎を秘めた場所でした。
もしかすると、隠し部屋がないと知って少し残念に感じた方もいるかもしれません。
しかし、この事実を知ることで、アトラクションの背景にある物語をより一層深く味わえるようになるでしょう。
これまで隠し部屋の存在を信じてワクワクしていたその気持ちは、タワーオブテラーを心から楽しんでいた証拠です。
今後は、物語の背景を知る人物として、新たな視点から恐怖のホテルを探索できるはず。
ぜひ次に訪れた際には、これまで気づかなかった細かな演出に目を向けてみてください。
あなたの新たな発見が、最高の体験につながることを筆者は心から願っています。


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